ペットフードメーカの「ピュリナ」が発行する「PURINA 2023カレンダー」のカメラマンを担当させていただきました。

カメラマンとして経験を積みたいというのが一番の理由でしたが、「ピュリナ」さんの「人とペットの豊かな共生社会実現のために」という理念に共感したことも大きな理由でした。

https://nestle.jp/brand/purina/calendar2023/

話を詳しく伺うまでは、保護譲渡活動に資金提供をしているのだろうくらいに思っていたのですが、実際はピュリナの母体であるネスレ株式会社の社員さんが、仕事として保護譲渡活動に取り組んでいると知り、正直とても驚きました!

私も以前、動物保護団体に所属し、保護譲渡活動に取り組みましたが、資金面、活動時間の確保など課題も多く、それぞれが仕事や家庭をなんとかやり繰りしながら取り組んでいました。私は恥ずかしながら、体調を崩し継続することができず、途中で団体を退会してしまったという過去があります。

そのため、ピュリナさんのように企業活動の一環として(社員の仕事として)保護譲渡、啓発活動に熱心に取り組んでくれるのはありがたいことだし、このような企業が増えてくれることを願ってやみません。

今回は、そんなピュリナさんでカメラマンとして仕事をするというチャンスをいただき、全国15ヶ所のご家庭に撮影のためにお邪魔しました。

どこのご家庭でも暖かく迎えていただき、家族の一員としての愛猫、愛犬を愛おしむ気持ちに触れ、緊張しながらも幸せな気持ちに浸りながらの撮影でした。

もちろん冷や汗をかいた場面もありましたが、カメラマンとしての実績と幅を広げるための貴重な経験をさせていただきました。

また、撮影にはネスレの社員さんが同行してくださったのですが、保護譲渡活動を仕事にしている猫のプロ、犬のプロの方だったので、犬猫の扱いに長けており、撮影は非常にスムーズでした。

こうして今、完成したカレンダーを捲りながら振り返ってみると、撮影者の皆様と過ごしたかけがえのない日々が鮮やかに蘇ると共に思い切って、応募して本当に良かったと思っています。

貴重な経験をさせていただき本当にありがとうございました!